苫小牧聖ルカ幼稚園

園長からのメッセージ

子どもたちにとって一番大切なのは、「自分らしく安心して過ごせること」だと考えています。
そして「自分は大切な存在なんだ」と心から感じられること。
子ども自身が自分のことを大好きでいられるように、一人ひとりを大切に受け止めています。

私はこれまで音楽や教育の現場で多くの学生・生徒たちと関わってきました。
その中で感じたのは、幼い頃の経験が将来の価値観や生き方に大きく影響するということです。
だからこそ、幼児期にこそ「否定されず、愛情をたっぷり受け止めてもらう経験」と同時に、「自分で考える主体性を尊重される経験」が必要だと強く思っています。

聖ルカでは、大人の都合で先回りして道を決めるのではなく、子どもの気持ちや表現を尊重します。どんなに小さな挑戦や表現でも、まずは受け止め、可能性を決して潰さない。
そして「どうしたらいいかな?」「あなたはどう思う?」と問いかけながら、子ども自身が考える機会を大切にしています。その積み重ねが、子どもたちの「やってみたい」という気持ちや「自分のことが大好き」という自己肯定感につながっていきます。

 

子どもの頃の経験は一生の土台になります。ご家庭と手を取り合いながら、子どもたちが安心して挑戦し、自分らしく輝ける未来を一緒に育んでいきたいと願っています。

園長 小貫 多喜子

プロフィール

大学・大学院で声楽を学び、東京や北海道を中心に演奏活動を行ってきました。その後は札幌を拠点に音楽教室を主宰し、中学校・高校・専門学校・大学で講師も務めてきました。
教育の現場で多くの学生と関わる中で、幼児教育の大切さに行き着き、現在は園長として子どもたちに向き合っています。