学校法人 聖公会北海道学園

 
(幼保連携型認定こども園)

自然教育

森の幼稚園

森の幼稚園  ~北大研究林~

 月に一度、子どもたちは森へ出かけていきます。長靴、長袖、長ズボン、タオルを首に巻いて帽子をかぶり、自然の中へ入っていきます。緩やかな流れの小川に入ったり、大きな川の中の石を跳びながら向こう岸まで渡ったりします。
 
 

季節を感じて

春、緑の木々が良い香りを漂わせ、秋、紅葉を見ながら四季の変化を肌で感じ取り、自然界の素晴らしさを知ることができます。また、思いっきり歩いたり、大木の切り株の上から飛び降りて競走したり、お互いに力の限界を確認し、楽しんでいる子どもたちです。
 
 
 

生きる力を引き出す素材との出会い

小枝、リス、小鳥、枯葉、鹿、うんち、匂い。森は子どもを遊びの世界へと誘います。森には「子どもの力」を刺激してくれるものがあふれています。
 森はわたしたちを丸ごと包んでくれる。そして感性を豊かにさせてくれます。この素敵な世界を子どもたちにたっぷり体験してもらおうと思っています。

 スマイル池

 
 スマイル池の住人は、10年以上過ごしている金魚です。子どもたちはこの小さないのちと毎日ふれあっています。そして、命を育む環境を守ることの大切さを体験しています。冬期は凍結してしまうスマイル池なので、住民たちは子どもたちの手を借りて秋に園内の水槽へお引越しします。そしてまた春を迎えたらスマイル池にお引越しします。季節の移り変わりも学べる大切なお友だちです。

2019年度 森のようちえんの様子